5分で終わるFirebase App Distribution(プロジェクト作成からテスターへの配信まで)

2020年2月10日 所 友太 / @tokorom

image

Firebase App Distiribution

先日BETA公開されたFirebase App Distributionですが2020年3月終了のFabricからの移行先としてはもっとも有力ですよね1

先日「Firebaseを利用していない既存アプリを配信するためだけにFirebase App Distributionを使いたい!」と思い試してみたら、あまりにも簡単で「これは10分で設定から配信まで完了するんじゃない?」と思い、実際に、

という条件で実際にストップウォッチで測ってやってみたところ、なんと「4分43秒」で終わりました!

stoptime

この記事用にスクショを撮影しながらでもこのタイムだったので、本気でタイムアタックしたら3分切れると思います。

ということで「10分で終わるFirebase App Distribution」という記事を書く予定だったのを「5分で終わるFirebase App Distribution」に変更してお届けします。

そもそも

アプリにFirebaseを導入するには基本的にはfirebase-ios-sdkをアプリに組み込む必要があります。

しかし、App Distributionだけを利用したい場合にはこのSDKの組み込みは不要です。この記事ではSDK組み込みをスキップしていますので、AnalyticsなどFirebaseの他機能を利用したい場合には他のチュートリアルをご利用ください。

設定チュートリアル(実際の手順)

Firebaseのプロジェクトを作成

create-project

off-analytics

create-app

register-app

go-to-console

これでFirebaseのプロジェクトが作成され、配信するアプリを登録できました。

実際に配信する

それでは、実際にアプリをApp Distributionで配信してみましょう

drag-ipa

add-tester

これでテスターに配信完了です!

おわり

これだけで終わりです。

あとはテスターにこんなメールが届いているはずですので、

mail

「Get setup」からインストールしてもらうだけです。

この記事で書いていないこと


  1. Fabricからのオフィシャルな移行先なので ↩︎

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